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2014.06.27
ウェディングドレス・・・昔は白じゃなかった!
こんにちは。ドレスショップエドゥ スタイリストです。
今回のテーマはウェディングドレスの歴史です。
歴女の方も、私の様に歴史が苦手だった方も花嫁ファッションの歴史を
私と一緒に振り返っていきましょう。
では早速ヴィクトリア女王の結婚式の新聞を引用します。
「1840年2月、女王はそれまでの銀糸で刺繍した重々しいドレスと
ベルベットのマントという王室の伝統に従わず結婚式にのぞんだ。
彼女はオレンジの花を飾った白サテンのドレスに身を包み、
髪にはオレンジの花輪とホニトンレースのベールを被っていた。」
白い衣裳は新聞や雑誌は大々的にとりあげ国中の話題となったそうです。
当時はオレンジの花輪が流行していたので、女王様も流行を
取り入れていたなんてファッションが好きな
私たちと変わらない女性だったんですね。
これがきっかけで、世の女性はヴィクトリア女王に憧れて
ウェディングドレスは現代の白に定着していったそうです。
では、結婚式衣裳の歴史を少しご紹介しますね。
ロ-マ時代には黄色が花嫁にふさわしい色とされドレスや靴を黄色で統一。
中世では花冠をつけ、オレンジの花を髪に飾る習慣でした。
オレンジは多産の象徴として地中海辺りで始まり、ベ-ルを頭の後部に
被るのはギリシャやロ-マ趣味の復活がブームだったようです。
昔は、ウエディングドレスは、結婚式後も行事やよそいき着としても
着られていたので、そのため汚れやすい白色のウエディングドレスは少なく
実用性が重視されていたそうですよ。
当時は、贅沢な色として身分相応でないと着られない色だったようですが、
私は、白い服を着ると必ず食べ物をこぼして汚してしまうため(笑)
私をよく知る周囲の人からは、着るのを反対されます(笑)
長くなりましたが、とにかく好きな色を自由に着られる現代だから
色々な色にチャレンジしてみてくださいね。